カウンセリング

カウンセリングは1つの前提と3つの側面を持ちます。

前提は見立てです。
見立てとは仕組みづくりであり、相手の状態と自分の能力を見極めて納得できるゴールを設定することから始まります。その多くは役割分担であり、組織であれば適材適所にすることです。いつ、どこで、誰が、誰に、何を、どのように働きかけるかを考え、適宜修正していきます。自分1人の中にも様々な役割があり、それをコントロールしていきます。その意味で経営とも似ています。

第一の側面は信頼です。
心理・医療におけるカウンセリングはこの側面が強いと思います。原則相手を無条件に信頼し、関心を持ちます。私の根幹には「いろいろ大変なこともあっただろうに、よくぞ今まで生き延びられましたね。そのコツは何でしょうか?」という想いがあります。ここまでなんとか生きてきたあなたの歴史への絶対的な信頼感があります。だからどんな悩みであれ、真剣に向き合えます。しかし、ここに長く留まらせるカウンセラーに私は強い怒りを覚えてきました。明確な見立てもなくカウンセリングを続けることは、クライアントの貴重な時間とお金をムダにしているとしか思えなかったからです。

第二の側面は力づけです。
教育におけるカウンセリングはこの側面が強いと思います。その人が持っている興味関心を最大限に尊重します。得意なことで飯を食っていけるように積極的に働きかけます。本人がより楽に、自立して生きていけるよう真剣に考えます。そのためにできること、やれること、視点、関係、趣味、偏見、性癖等使えるものは何でも使います。

第三の側面はつなぐです。
産業(キャリアコンサルタント)や福祉におけるカウンセリングはこの側面が強いと思います。企業や他職種とつなぐために動きます。この側面も玉石混合です。その見分け方は「積極的に個人で情報発信しているか」です。Twitterでもブログでも、現代は個人で発信するコストがほとんどかかりません。必要なのは情熱と誠実さと少しのIT知識だけです。ぜひ自分と相性の合いそうな人を探してみてください。私のおすすめはキープレイヤーズ代表の高野秀敏氏です。

「見立て」を基にした「信頼」「力づけ」「つなぐ」行為を、原則1回で行うカウンセリングサービスが私の強みです。特に「信頼」「力づけ」に力を注ぎます。なぜなら、それ以上行うことは単なるおせっかいであり、相談者に対して失礼だと感じることが多いからです。そもそも悩む人には力と余裕があります。悩みを自分の中に留められる器があり、悩みながらもなんとか生き抜いてきているからです。そんな人に対して私ができることはたかがしれています。強いて言えば、重たくなった悩みを「ほぐす」こと。そして、ほぐれた分の力を注ぐ場所を示す程度です。「ありがとう」と感謝されることも多いですが、こちらこそそんな貴重な場に立ち会わせてくれて「ありがとう」と、どこか救われた感じがするのです。

悩みは魅力です。あなたの悩みのほぐし役に私を使ってください。

 

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「カウンセリング」への2件のフィードバック

  1. こうすけさん、おはようございます。
    冬のような寒い毎日です。お元気ですか。

    以前ココナラなどで何度もお世話になり、その節はありがとうございました。
    少しリラックスして過ごしています。
    大切にしたい という気持ちを発掘して頂いたのが良かったと思います。

    また、お願いします。

    楽しい春でありますように (^-^)/

    1. 猪原さん

      メッセージありがとうございます。
      少しリラックスして過ごされているとのこと、よかったです。今週はとてもあたたかい日が続くそうですね。

      楽しい春が訪れることを心から願っています^^

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