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セバスチャン・スラン Googleの自動運転車で目指していること

18のときに一番の親友を自動車事故で亡くしました。それ以来、自動車事故をなくして命を救うことが私の使命になりました」スランは語りかける。ここでは、180万ビューを超える Sebastian Thrun のTED講演を訳し、Googleの自動運転車で目指していることについて理解する。

要約

セバスチャン・スランは自動車事故をなくして生命を救いたいという思いを力に、Googleの驚くべき自動運転車の開発を進めています。目を見張るばかりのビデオで、DARPAグランドチャレンジ優勝の車が、誰もハンドルを握ることなく混雑する街路を走る様子をご覧いただきます。TED2011で披露されたテスト走行の映像は、この車にどれほど素早い動きができるかを示しています。

Sebastian Thrun is the director of the Stanford Artificial Intelligence Lab and is working, through robotics, to change the way we understand the world.

 

1 年に百万という人を自動車事故から救えないか

男の子がみんなそうであるように 私も車が好きでした。18のときに 一番の親友を自動車事故でなくしました。あっけなく。それ以来 私の使命になったのは 年に百万という人を 事故から救えないかということです。まだ未完成なので 中間報告になりますが 自動運転車について 少しお話しします。

2 DARPAグランドチャレンジで戻ってきた初めての車となった

この概念に初めて触れたのは DARPAグランドチャレンジでした。砂漠を切り抜けた自動運転車に アメリカ政府が 賞金を出すことにしたのです。100以上のチームが参加したにもかかわらず ゴールにたどり着けたチームはありませんでした。スタンフォード大では 新たに自動運転車を作ることにしました。ハードとソフトの両方を開発しました。人間から学習させ 砂漠に放ちました。そして信じがたいことを実現しました。DARPAグランドチャレンジで 戻ってきた初めての車となったのです。スタンフォード大は 200万ドルの賞金を手にしました。でもまだ誰の命も救ってはいません。

 

3 自分でどこへでも行ける自動運転車に取り組んでいる

それ以来 私たちは 自分でどこへでも行ける 自動運転車に取り組んでいます。カリフォルニアのあらゆる通りを 22万キロ走ってきました。センサーを搭載していて 魔法のように 周囲の状況を把握し 運転にかかわる あらゆる判断を行います。完全な運転機構を備えています。ご覧のように サンフランシスコの 街中を走っています。州道1号線を サンフランシスコからロサンゼルスへと走りました。

 

4 車の事故が若者の死因の第1位なのはご存じですか?

ジョギングする人にも出会い 混雑した高速道路や 料金所を通り 人手を介さずに 車が自分で運転しています。22万キロも走ったというのに 誰も気づかないのです。山道を越え 夜となく 昼となく 曲がりくねったサンフランシスコの ロンバード通りも 意に介さず (笑) 時にはちょっとした スタントまでやってのけます。うわーっ マジすか? 車がやってるんだよ。友達のハロルドの命を取り戻すことはできませんが 亡くなったみんなのためにできることがあります。車の事故が 若者の死因の第1位なのはご存じですか? そのほとんどは 車の問題ではなく 人間のミスによるということを? これは機械の力によって防ぎうることなのです。

 

5 アメリカだけで40億時間、91億リットルのガソリンが無駄になっている

人間の精度で 車道を走るのをやめれば 高速道路を走る車の量を 今の2倍から3倍に 増やすことができます。車の位置を調整して もう少し車間を狭くし レーンの幅も狭めるなら 高速道路の渋滞はなくせます。みなさんは 毎日の通勤のため 平均して 52分もの時間を 道路の上で 無駄にしています。これは取り戻せる時間です。アメリカだけで 40億時間の無駄です。91億リットルのガソリンが無駄になっています

 

6 車を人間が運転していたなんてまったく馬鹿げている

ここにビジョンがあり 新しいテクノロジーがあります。後の世代の人々が振り返って 車を人間が運転していたなんて まったく馬鹿げていると思うようになることを期待しています。どうもありがとうございました(拍手)

最後に

自動運転車は年に百万という人を事故から救うことが目的。DARPAグランドチャレンジで初めて戻ってきた車を作った。車の事故が若者の死因の第1位。アメリカだけで40億時間、91億リットルのガソリンの無駄をなくせる。人間が車を運転するのが馬鹿げている時代へ

和訳してくださった Yasushi Aoki 氏、レビューしてくださった Wataru Narita 氏に感謝する(2011年3月)。

ロボットカーはいつできる? グーグル、トヨタ、日産が向かう自動運転の未来 (朝日新聞デジタルSELECT)


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