ブログを広く読んでもらうために、Facebookが優れたツールであることはよく知られている。しかし、その連携方法はWEB初心者にはわかりにくい面も多い。ここではブログ初心者が陥りやすいFacebook連携の苦労を3つ挙げ、その解決方法を解説する。
1 「有効なメールアドレス」が限られている
Facebookのアカウントを新しく作成する際に、「有効なメールアドレスを入力ください」というメッセージが出ることがある。これはFacebookに、info@、webmaster@、mail@など、汎用的な言葉で構成されているメールアドレスは使用できないというルールがあるからである(参考→Facebookのアカウント・メールアドレス登録「有効なメールアドレスを入力してください。」・・・#Facebook)。
筆者の場合は、 info@kaihooo.com で登録することができなかったため、無料のgmailアドレスを作成し、ビジネスアカウントとして登録した。
2 ビジネスアカウントではアプリ開発ができない
Facebookには大きく分けて、個人アカウントとビジネスアカウントの2つのアカウントがある。そのうちアプリ開発が行えるのは「個人アカウント」のみである。
筆者の場合は、ビジネスアカウントは先述のgmailアドレスで作成し、アプリ開発は個人アカウントで行って連携させた。
ご注意を!Facebook初心者の中小企業のミス、ワースト3に、「Facebookページの表紙で宣伝をする」など、よくあるミスがまとめられている。知らずに規約違反を行って、アカウントが削除されないように気をつけたい。
3 OGP設定ができない
OGPとは、Open Graph Protocolの略で、「外部サイトをFacebookページのように見せかけられるhtml記述のルール」である。
WordPressには「Open Graph Pro」というプラグインが用意されている。これを入れることによって「いいね!」を押した人の友人のニュースフィード(最近のアクティビティ)に載せることができるのだ。詳しい設定方法は、ガイアックス・ソーシャルメディア・ラボの<遂に公開>SEOの2倍のアクセスを稼ぐFacebook「OGP」と「いいね!」ボタンの活用術。にわかりやすくまとめられている。
筆者の場合、ビジネスアカウントにて登録していたため、OGPの設定が行えなかった。個人アカウントで作成することで解決できた。
最後に
このように、Facebookは開発者が乱立されないよう、個人でのアカウント登録を推奨していることがわかる。ビジネスでアカウントを作ることも多いが、あくまで個人が管理することが前提と考えられているためだ(管理権限の移譲は可能)。Facebookとの連携を行う際、筆者のように悩む人が1人でも少なくなれば嬉しい。
本稿を作成時に参考にさせていただいたデンミさん、ガイアックスソーシャルメディア ラボ運営者の方に感謝したい。
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