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ラリテス・カトラガダ 経済発展のため、災害と戦うための地図作成

「2005年には世界のたった15%しか地図に載っていませんでした」ラリテスは語りかける。ここでは、30万ビューを超える Lalitesh Katragadda のTED講演を訳し、災害と戦うための地図作成の試みについて理解する。

要約

2005年ですら世界のたった15%しか地図には載っていませんでした。これは災害後の援助物資の配送の遅延、道の道路や利用されていない土地など、ビジネスの可能性の埋没を引き起こしています。この短いスピーチで、グーグルのラリテス・カトラガダが世界中で地図作成のために使われているマップ・メーカーのデモを行います。

Lalitesh Katragadda builds tools that help groups of people compile information to build something greater than the sum of its parts. His latest fascination: collaborative maps.

 

1 2005年当時、地図化されていたのは世界のわずか15%だった

2008年サイクロンナルギスミャンマーを襲いました。何百万人もの人々が深刻に援助を必要としていました。国連は被災地に人員、物資を急派したかったのですが、 地図などありませんでした。道路も分からず、 病院の場所もわかりませんでした。支援を被災者に届ける術がなかったのです。ロサンゼルスやロンドンの地図を見てみると にわかには信じがたいのですが、 2005年当時、世界地図上には詳細に地理記号を用いて 地図化されていたのは世界のわずか15%でした。国連は人口過密地域の大多数にあてはまった 詳細な地図がないという、この問題に 頭からぶち当たりました。

 

2 個人が知っている現地の状況の地図化を助ける技術がグーグルマップメーカー

しかし助けがやってきていました。グーグルでは、40人のボランティアが 新たなソフトウェアを使って 120,000キロメートルにもなる道路、 3,000もの病院や避難地の地図を作製しました。地図の作成には4日かかりました。その地図作成に使われたソフトウェアが何かって?それがグーグルマップメーカーです。グーグルマップメーカーは私たち個人が知っている 現地の状況を地図化を助ける技術です。このソフトウェアは道路、 川、学校から地域の商店や、 ビデオ店、隅にある小さなお店まで、 全てを地図化するために利用されてきました。

 

3 地図化できたのは世界各地で奮起した利用者たちのおかげ

地図はとても重要です。ノーベル賞受賞者のエルナンド・デ・ソトも 多くの発展途上国において、まだ利用されていない広大な土地を 開発することが経済成長の鍵になると 認識していました。例えば、インド一国の中でも、 1兆ドルもの不動産が手つかずのままにされています。前年だけで、170カ国で 何千もの人々が、測りきれないほど小さな情報のかけらを つなぎあわせ、以前は決して可視化できないと思われた 詳細な部分を網羅する地図を作り上げています。そしてこれは世界各地で奮起した利用者たちの 原動力のおかげで可能になったのです。

 

4 地球のいまだ地図化されていない70%への招待状

それでは、たった今も利用者達によって 製作されている地図をいくつか見てましょう。こうして話している間にも、170カ国で 地図が作製されているのです。これがセネガルで1本の道路を地図に登録してくれたアフリカのブリジット。少し身近なところでは、バンガロールの N. G. ロードを登録してくれたチャルア。これがコンピュータによる幾何学、ジェスチャー認識、 機械学習の結果です。これは何百もの都市の 何千もの利用者たちと 1人ひとりの小さな編集による勝利です。これは私たち地球のいまだ地図化されていない 70%への招待状なのです。新たな世界へようこそ (拍手)

最後に

2005年当時、地図化されていたのは世界のわずか15%だった。個人が知っている現地の状況の地図化を助ける技術がグーグルマップメーカー。地図化できたのは世界各地で奮起した利用者たちのおかげ。地球のいまだ地図化されていない70%への招待状

和訳してくださった Takahiro Shimpo 氏、レビューしてくださった Akira KAKINOHANA 氏に感謝する(2009年11月)。

震災時帰宅支援マップ 首都圏版 (2013年5版)


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